今昔物語 院長 飯島淳 VOL.2

仕事を辞めて整体の学校に通い始めて勉強していた時、鈴木先生に出会い、学校と同時に院でも勉強させてもらっていました。

初めの頃は、勿論生徒は素人ですから、実技の練習をした翌日に、たまには「あれ?体が何かぎこちないな!」というように、「あっ、昨日の授業のせいかも」と思う事もありました。
まぁ~お互い様だったかも…

当時私が通っていた整体の学校の生徒は、上は65歳~下は19歳ぐらいの人達がいたと記憶しています。
物凄い年齢層が広いですよね。
バリバリ働いていた30代後半の人・定年過ぎて勉強しようという人・結婚して主婦業に専念していた人・スポーツでお金を稼いでいた人。様々な人達がいました。
なかなかこのような空間は今思えばないですよね!!

学校のプログラムの中の一つで、指定された東京のとある病院に行き、自分の背骨が映るビデオテープを作ってもらえるというのがあり、どんな感じに仕上がるのか楽しみにしていました。
病院に行き、待合室に入るとそこは学生で密集していて、呼ばれる順に検査室に入り、横から後ろからと撮影してもらいました。
完成の映像を観た時は、「普通のレントゲンかな…」と思いましたが、なかなかもらえない物なので為にはなりました。
当時は、我ながら「良い骨してるな~」と思いました。今の骨も診てみたいものです。

学校の後半になると、研修がありました。
いくつかの指定された所に指定の時間数行くことになりました。
場所が少し遠かったので、帰宅するのが夜の9時・10時頃で深夜バイトしていた私は、またまた睡眠不足になりながら頑張って研修に行っていました。

そんな生活が続きなんとか学校が終わりの頃に、バイト先の深夜の仕事量が減ってきて、深夜のバイトの人達は解雇…(みんなその後どうしたんだろうなぁ~)

私は運よく学校が終わり、治療院に就職が決まっていたので助かりました。
そこでは、面接の時「2日後から来てくれる?」って言われました。
「随分急だなぁ~」と思いましたが、2日後から出勤することになりました。

それから、初めての治療家としての日々を頑張るのです。



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