顎関節症とは、口が開かなかったり、閉じなかったり、あるいは顎やその周囲に痛みや違和感があったりすることを言います。
そのままにしておくと、そのゆがみは頭蓋骨まで伝わり、脳の機能が低下してしまいます。この状態が自律神経失調症であり、悪化するとうつになることもあります。顎関節症の詳しいことは下記ページをご覧ください。
⇒顎関節症とは…?【初心者向け】
このページでは、顎関節症の整体法について詳しくお伝えいたします。
顎関節症の整体法は、大別すると下記の4つの方法があります。
これら4つの方法で顎の痛みや不具合を改善していきます。
では、それぞれご説明していきます。
咀嚼筋とは、咬筋・内側翼突筋・側頭筋の3種類の筋肉のことを言います。これらは、いずれも物を噛むときに使われる筋肉です。
顎関節症の全ての方はこの咀嚼筋の緊張が強かったり、左右でバランスが悪かったりします。そのため、この部分の調整は欠かすことができません。
施術者の指導により、患者さん本人が顎関節を動かしながら関節のずれや筋肉のバランスをとる方法です。痛みも刺激が少ないですが顎が正常に働きやすくなります。
また、この方法はセルフケアにも使えますので、顎の調子の悪い時に重宝します。施術者は、あなたに合った調整方法をお教えいたします。
施術者が患者さんのあごを直接動かして正常な位置に戻します。専門的な技術により関節を正しい位置に戻し、症状を改善させます。
咀嚼筋よりも深い位置にある筋肉を調整します。通常では調整できない筋肉や、脳から出ている神経を独自開発した整体法で調整していきます。
最初に、あなたの顎の状態について詳しくお伺いします。
など、顎がどのようなっているのかを問診させていただきます。
症状などを詳しく聞いた後、顎の状態を詳しくみるために、検査を行います。
などの検査をして原因を突き止めます。
体がゆがんで筋肉が緊張していると、その緊張は顎に伝わり、顎も緊張してしまいます。そのため、顎関節症専門の整体の前に体のゆがみをとるための全身調整をしていきます。これをやらないと、治っても再発しやすくなるためです。
特に首・肩・背骨・骨盤のゆがみは顎関節に負担をかけてしまいますので、入念に調整いたします。
これは、顎とともに自律神経も乱れて脳が緊張している方がとても多く、そのままですと顎が治りにくいためです。
上記の4つの方法以外にも、関節包、関節円板などを調整していきます。必要な場合は、他の整体法を行います。
最後にあなたの顎や体の状態についての説明や、どのような整体をしたのか、また、ご自分でできる改善法や予防法などをお伝えしています。