めまいの整体法とその手順

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めまいは病院で検査しても異常がないと言われることも多く、酷い場合だと「気のせいでは...？」と言われたりしてしまうこともあります。
また、処方された薬を飲んでも治らないため、困ってしまう方も多いと思います。

ここでは、そんな辛い症状に対して、どのような施術を行うのか、あるいはその手順をお伝えいたします。

整体法

めまいには以下の3種類があります。

ぐるぐると景色が回る回転性のもの
ふわふわと自分の体が揺れてしまう動揺性のもの
目の前が真っ暗になり立っていられなくなるもの

これらは全て、問題となるところが異なりますので、専門の検査が必要となります。
また、これらの症状は複数同時に起きていたり、治る過程で他の症状に移行したりする場合もあります。

また、めまいは脳の病気など重要な病気の症状である場合がありますので、必ず一度は脳神経外科などで検査を受けてください。

では、それぞれの施術法を解説していきます。

1．ぐるぐると景色が回る回転性の施術法

ぐるぐると景色が回るめまいの主な問題は、耳の奥の内耳というところです。
内耳の中には「三半規管」と言われる平衡感覚を感知しているところがあります。
左右の三半規管に異常が起き、バランスが狂うことで体が動いていないのに動いていると勘違いし、景色がぐるぐると動いてしまうのです。

目の動きを使い三半規管を改善する

軽い場合は何とか通常の生活を送れますが、重症だと立っていられないほどになります。
そのため、当院ではこの左右の三半規管の働きを正常にする整体を行います。

例えば、施術法の一つとして三半規管と目の動きは連動しておりますので、目の動きを使って三半規管の異常を改善させたりします。

2.ふわふわと自分の体が揺れてしまう動揺性の施術法

ふわふわと自分の体が揺れてしまうめまいの主な問題は小脳です。
小脳は、体のバランスを取る働きをしています。
そのため、小脳の機能が低下すると体がふわふわとした感覚が起こります。
酷くなると真っすぐ立っていられなくなるほど揺れてしまいます。

多くの場合、脊髄小脳変性症や小脳梗塞などの「病気」ではない「機能低下」という状態ですが、一度は脳神経外科などで検査を受けることをお勧めします。

検査で異常がない場合は、「小脳の機能低下」が考えられます。
当院では専門の検査をしたのち、小脳の機能を上げる施術を行います。

頭蓋骨のゆがみを元に戻して小脳を活性化させる

例えば、小脳と脳をつないでいる部分に「橋（きょう）」という部分があります。

ここには第4脳室という脳の中に液体を出す部分があるのですが、頭蓋骨にゆがみがあるとこの液体の流れが悪くなり、小脳の機能が低下してしまうのです。
その結果、ふわふわとした感覚が起こります。
そのため、当院では頭蓋骨のゆがみを矯正する整体を行います。

3．目の前が真っ暗になり立てなくなるときの施術法

これは、厳密に言うとめまいとは異なります。
しかし、患者さんの中にはそう思ってしまう方も多いので解説をします。
この状態が起こる原因は、自律神経の乱れです。
自律神経が乱れることで、必要な血圧を維持できなくなり、脳に血液が届かなくなります。
脳は血液が運んでくる酸素で働きますので、血液が届かなくなると脳の機能が低下してしまうのです。