体と心に向き合う1年にしよう

更新日:2025.01.09

執 筆:整体師 飯島淳

新年あけましておめでとうございます。

2025年もブログを通して、自律神経の知識や、体・心に関する考え方の参考になる情報をお届けします。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

体と心の土台作り

新しい年を迎えると、「今年は〇〇をしよう!」など目標ややりたいことを思い浮かべる人も多いです。
仕事のこと・プライベートなこと・健康への取り組みなどに様々な思いがあることでしょう。
そのすべてをより充実して行うためには土台が必要です。

土台とは、「体と心の健康」です。
土台を作るには、今の自分を知らなければ上手くいきません。

例えば、ダイエットをするのには、今の自分の生活習慣の見直しや癖を知ることが必要です。
トマトがいいからとトマトをたくさん食べたとしても、寝る前にカップラーメンを食べていては痩せられないでしょう。

今の自分をしっかり知ることが前に進む大きな一歩となります。

日々の生活の中で、体と心が発しているサインに気が付いていますか?

いつもより疲れている。
胃腸の不調が出ている。
便の状態がいつもと違う。
寝付くのに少し時間がかかるようになってきている。
イライラすることが増えてきている。

これらのサインは、無視してはいけない「SOS」です。
放っておくと、気がつかないうちに慢性的なストレスや不調に繋がってしまいます。
こうなると、回復するのに時間を要してしまうのです。

いつもと違うことに早く気がつき、対処をすれば、深刻な症状になる前に整えることが出来るでしょう。

体も心も大きな問題になる前に気がつけるように、日々の意識を少し変えて準備をしておきましょう。
今年は、自分の内側に目も向けて、「体と心が求めていること」を知る時間を増やしましょう。

体と心に向き合う

日々、自分の内側に意識を持っていき、変化や内なるサインを感じましょう。

1.体の声を聞く

日々の体調を記憶してみる。
どんな些細なことでも変化や状態を記録し、自分の状態が今どうなのかを把握する。
ストレッチして、筋肉や関節の固さを感じておく。
呼吸はどうか? 
体としっかり向き合いましょう。

2.心の声を聞く

今日の感情や、思ったこと・イライラしたこと・うれしかったことなどを記録してみましょう。
心に意識を向けて、気にしていなかった思いを感じられるようにしましょう。
無理をしていないか、心に問いかけてみましょう。
無理をしないことを意識するだけでも、心に余裕が生まれてきます。

3.日常の中で小さな改善を取り入れる

一気に大きな変化を目指すのではなく、小さくてもできることから始めましょう。

深呼吸の深さを意識する。
歩く時間を少し増やす。
疲れているときに、カフェインを飲んで頑張らない。
スマホ時間を減らす。
水分を取る時間を増やす。

どんな些細な行動でもいいので、良いことを少しだけ増やしていましょう。


2025年、自分自身の体と心に丁寧に無理なく向き合って、色々と感じてみま しょう。
自分を大切に、優しく扱ってあげましょう。
毎日が少しでも穏やかで過ごせるように取り組みましょう。