更新日:2023.03.09
執 筆:整体師 飯島淳
自分自身に何を問いかけているのかを知ることは大切です。
行動が決まれば、結果が変わってきます。
今回は、自分への問いかけ次第で変化を生み出せるというお話です。
いつも何を考え、何に焦点を当てているのか。
同じ出来事でも、人それぞれ考え方やアプローチの仕方が違います。
自分は、どんなことに意識が向いているのか。
自分を知ることで、その後の結果が大きく変わってきます。
自分のことは、知っているようで、知らないこともあります。
他人の方が客観的に見ているので、自分について詳しいこともあります。
人から相談された時に、詳しく知るため細かく質問することがあるでしょう。
そのことでその問題を知ることができ、アドバイスや共感が出来ます。
では、自分自身にも同じように出来ているでしょうか。
自分には、いつも同じ視点からの質問になっている可能性があります。
そうすると、出てくるアドバイスは同じようなことになってしまいます。
これでは悩みや問題の解決解消がなされないでしょう。
問題から抜け出すために、自分を知る。
自分へいつも何を問いかけているのかを知る。
例えば、嫌な人が職場にいた場合に、
1.「今日はどんな嫌なことがおこるのだろうか?」
と
2.「今日は、自分の感情をどのようにコントロールしてみようか?」
では、自分へ問いかけていることが違います。
2の場合は、対処の方法に焦点が当たっています。
自分が楽になっていくための問いかけになっています。
1の場合は、ストレスを探しに行くようなもので、楽にはなっていきません。
どんな時でも、なんとなく自分に問いかけているものです。
その問いかけている言葉の癖を自分自身で知ることによって、今後は違う問いかけも試してみましょう。
そのことで、打開策が思いつくかもしれません。
自分への問いかけが決まっていると、いつも同じところにいることになります。
多面的に自分への問いかけが出来ると、色々なアイディアが浮かぶ手助けとなるでしょう。
「どこを変えたら上手く乗り切れるだろうか?」
「誰に聞いてもらえば楽になるだろうか」
「本当にこのままがいいのかな」
「今やってみたい方はどっちだろう」
「メリットがあるとするとなんだろう」
「デメリットは、なんだろう」
「変化しないことで得られることは?」
「今日の自分を褒めるとしたらどんなところだろう」
どんな問いかけでも構いません。自分に向けた、いつもと違った問いかけを考えてみてください。
人から意見を言われても、自分で気が付いて思いを強めないと中々行動レベルは変わってきません。
自分への問いかけによって気づきが出ることで、思考や感情・行動に変化を作りましょう。
これからの自分のために、色々な問いかけをしてみてください。