更新日:2022.12.01
執 筆:整体師 角道征史
暖かさと寒さを繰り返す、負担の多い日々、いかがお過ごしでしょうか?
前回は、症状が出るのはエネルギー不足のサインであるというお話をいたしました。
気温の変化や乾燥など、ストレスが多ければ多いほど、エネルギー消費も激しくなり、症状も出やすくなるので、充分ご自愛ください。
今回はエネルギー補給に必要なことシリーズ第2弾、栄養補給です。
まずは言わずと知れた基本の三大栄養素です。
カロリーを生み出す基になるものですね
糖質・タンパク質・脂質の三つの栄養素がメイン食材となってエネルギーは作られます。 ごはん、パン、麺類などの主食や、肉、魚などのメインディッシュに代表されます。
ただし、これらの栄養素はそれ単体だけではエネルギーに変換されず、必ずその代謝の過程でビタミンB群やミネラルなどの助けを借りながらエネルギーを生み出します。
だから三大栄養素ではなくても、野菜やその他の食材を食べることが必要になるのですね。
バランスの取れた食事が推奨される理由もまさにここにあります。
先ほどの栄養素ももちろん大切ですが、同じように必要とされるものに水があります。
食べ物は3週間摂らなくても生きていけますが、水は3日が限度と言われています。
それぐらい生きていくために必要かつ大切なのですね。
ただ生きるためだけなら、喉が渇いたときに潤せばいいということになります。
そうした生活をされている方も多いかと思います。
ところが実は、意識して充分に水を補給してあげると、エネルギーサイクルに利用することができるようになります。
それまでは充分に補給されていなかったために、エネルギーを生み出すための使われ方をしていなかったものが、水の補給を継続的に行ってあげることで、エネルギーサイクルを効率的に回すことができるようになります。
結果としてエネルギー補給をかなり増やすことが出来るようになります。
1日1.5ℓ~2ℓの水分補給を3か月続けることでさらに元気な自分になることができるので、やってみて下さい。
酸素は通常は3分が生存限度と言われています。
それぐらい必要なものなのですね。
ここ2、3年、新型コロナの影響で、当たり前のようにマスク生活が根付いてしまいました。
当然マスクをすることで酸素の供給は阻害されます。
それによって何が起きるかというと、先ほどのエネルギーサイクルを回せる量が減ってしまいます。
つまり生産エネルギー量が減ってしまいます。
トータルエネルギー量が減ってしまうので、ストレスの許容量は減り、簡単に具合が悪くなってしまうのですね。
痛みや症状などの不快な感覚に過敏になってしまうのも、酸素不足の典型的なパターンになります。
深呼吸や腹式呼吸をしっかり行い、酸素を充分補給してあげることが大切です。
いかがでしたか?
食事に水分補給と呼吸。
エネルギー回路をしっかり回すことでエネルギーを上げて、元気な自分になっていきましょう!