なりたい自分になる!

更新日:2021.10.22

執 筆:整体師 角道征史

前回はトラウマの解消のために必要なことについてお話ししました。
マイナスのゴール設定を外す必要があるということでした。

また、先週の田島先生のブログでも触れられていましたが、イメージはとても大切なのですね。
いいイメージを持つことで、なりたい自分に向かって進んでいくことができます。

「でもそんないいイメージなんて持てないよ」という方がおられるかもしれません。
そういう場合はどうしたらいいかについてみていきましょう。

マイナスイメージの定着

まず、マイナスのイメージとは一体どういったものでしょうか?

「お前なんか生まなきゃよかった」「ホントは男の子が欲しかったのよね」「生むつもりはなかったけど、出来ちゃったのよね」
こうした悲しい言葉によって、スタートの時点で、自分は存在してはいけないんだ、というゴール設定が形成されてしまいます。
そうすると、自分には存在する価値がないのだから、しあわせになろうとしても、そんな価値はない、しあわせになってはいけない、と、すぐに不幸を引き寄せてしまいます。

また、「お兄ちゃんに比べてあなたは本当にダメね」「ホント愚図なんだから」「ブス!」「キモい」「出来損ない」「デブ」「ブタ」などの心無い言葉がかけられることによって、それが無意識に刷り込まれてしまいます。
他人に与えられたあだ名やレッテルによって、自分としてはそんなつもりはなくても、勝手にそうした自分になっていってしまうのですね。

プラスのイメージの定着

それとは反対に、プラスのイメージというのは、プラスのゴール設定を立てるということです。

イメージトレーニングすることで現実にしていくというような、よく成功者の話で出てくるやつですね。
イメージすると、脳の中の網様体賦活系というところが活性化され、脳や神経が最適化されることで、必要な情報が選択されて、目標に向かって進んで行けるというものです。

 ただこれを効果的に実現するためには、成功した自分を感情とともにはっきりイメージして、それを持ち続ける必要があります。
このことについて、詳しくはYoutube動画 「夢を叶えるにはまずこの習慣」(約14分)をご参照ください。

なりたい自分になるための第一歩

なりたい自分なんてなかなかイメージできないとか、なりたいものなんてない、という方もおられるかもしれません。

そうしたときにまずしていただきたいことは、マイナスの言葉を発する人から離れること、そして逆にプラスの言葉を発している人に近づくことです。

マイナスの言葉がまわりにあふれていると、その言葉がゴール設定になってしまうので、そこに向かって行ってしまいます。そのことが本当は分かっているので、そうした人にはあまり人は近寄らないのですね。

逆にプラスの言葉があふれていれば、人は自然に集まってくるし、勝手にそういうしあわせのゴールに向かって進んでいくことができるようになります。
負のオーラをまき散らす人からは極力距離をとりましょう。

なりたい自分になるための第二歩

こうした事柄は、自分の心の中にもあてはまります。
「どうせ私なんて」「できるはずない」「やっても無駄だよ」「くそったれ」などなど、そうしたマイナスの言葉をまわりに言ってしまったり、言わなかったとしても頭のなかで考えてしまったりしていると、そのゴールに向かって行ってしまいます。
だからダメな自分や、出来ない自分が達成されてしまうのですね。

どうしてもこうしたマイナスの考えが頭から離れないという場合は、担当の先生にご相談ください。きっと力になってくれると思います。

自分のまわりをプラスの言葉であふれさせて、本当になりたい自分になっていきましょう!


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