更新日:2019.04.12
執 筆:整体師 佐藤優
今回は脳と体の仕組みについてお話します。
脳は反応する臓器です。入力された刺激に対して反応します。
体は、その脳の状態を表した表現体です。
脳は入ってきた刺激を、「これは何の刺激なのか」という意味づけをします。
そしてその情報が体へと伝達されます。
この脳からの情報を体へ伝える神経が、自律神経です。
刺激が無ければ脳は反応しません。
交感神経も副交感神経も働けない状態になってしまいます。
これがうつ状態です。
つらい刺激から体を守るために、刺激を感じないようにして防いでいるのです。
しかし、刺激が無ければ脳が反応せず、体も動かしにくい状態のままになってしまいます。
そこで大切になるのが、「どの刺激なら大丈夫なのか」を判断してあげることです。
これには個人差がありますが、共通して入れた方が良い刺激もあります。
それは、運動による刺激です。
私たちは動物なので、動くことで体や脳がうまく機能するように出来ています。
体を動かすことで、脳へ刺激を送ってあげましょう。
ただ、うつ状態の方などは運動のレベルに気を付けて、出来ることから少しずつ始める事が大切です。
少し体力がある方の場合、運動後に心地良い爽快感や達成感があると、なお良いですね。
繰り返しになりますが、脳は反応する臓器です。
その脳にうまく良い刺激を与えてあげる事が大切です。
今の体は脳の状態が反映されているのです。
自分の脳に良い刺激を入れてあげたいですね!