更新日:2020.06.05
執 筆:整体師 飯島淳
新型コロナウイルスの影響で、ストレスを抱えている方が多くいます。
みなさんはそのような状況のとき、どんな対応をしているでしょうか。
ストレスへの対応法には、様々な種類があります。
今回は、その中の一つとして、サポートしてもらうことについてお伝えします。
ストレスを感じたとき、まずは自分で何とかしようとする方が多いのではないでしょうか。
これでストレスがなくなれば最高です。
しかし、大きなストレスは、自分だけでは解決しきれないことがあります。
例えば、新型コロナウイルスの影響でテレワークをずっとしていたが、6月になり、出社する日が出てきた。
すると、上司とのやり取りでイライラしストレスがかかることが増えた。
そこで、自分で何とかしようと感情をコントロールしたが、あまりうまくいかなかった...。
この時、自分の考えだけで対応していると、同じ作戦しか思い当たらないことがあります。
こうなると、ストレスの解決法は見つからないという日々が続くのです。
するとそれが積み重なり、どんどん増えていってしまいます。
また、テレワークの机や椅子が合わず、姿勢の悪い状態が続くと、体のコリが増えていきます。姿勢の悪さや体のコリはストレスになります。
その改善のためにYouTubeでストレッチや体操を探してやってみたが、思うように体のコリが緩和しない場合があります。
これは、観ている動画が自分の体に合っていないのかもしれません。
場合によっては、体操したことで腰が痛くなったという方もいます。
このように、良かれと思って自分だけでストレスに対応すると、起きている問題に対して良い方法ではないことがあります。
なかなか減らないときには、自分だけの対応法にならないようにしてみましょう。
ストレスを感じた時に人に相談をせず、自分だけでなんとかしようとする方が多くいます。
それはそれで立派なことですが、たまにはサポートしてくれる人に話してみましょう。
身近な人やその道の専門家でも良いでしょう。
サポートしてもらうというのは、解決策を探すだけではありません。
その場で聞いてくれることや居てくれることも大きなサポートとなります。
例えば、イライラしている時に話を聞いてくれる人を見つけて、こんなことでイライラしていると告げる。
この時に、サポート役から適切なアドバイスをもらえる場合があります。
自分になかった考え方で、凄く助けになります。
また、サポート役があれこれ言わず、そのまま話を聞いていてくれる。
イライラしている自分の気持ちを分かってもらえたことで、心が落ち着きます。
これもサポート役の大きな力です。
「この人に話して良かった」と思えるような良きサポート役を見つけましょう。
身近な人に話しづらいことであれば、専門家をサポート役に選ぶことも必要です。
また、話しているうちに自分でスッキリすることがあります。
これは溜まっていたストレスが、話したことで発散された場合に起こります。
同時に、話していて自分の頭でヒントが見つかることもあります。
そこに導いてくれたのも、サポート役に話してみたからです。
ストレスに対応する時、自分の作戦がたくさんあるのに越したことはありません。
その中の一つとして、良いサポート役を探し、見つけて話してみるということは大切です。
体の問題・心の問題、それぞれのサポート役が違うこともあるでしょう。
自分に合ったサポートしてくれる人を見つけておきましょう。
いつでも相談できる人が居るだけでも、安心に繋がります。