更新日:2022.03.04
執 筆:整体師 飯島淳
例年よりも楽しいことをする機会が減っている人は多いと思います。
そんな人ほど、楽しみを感じつくして、心に栄養を与える必要があります。
気分が優れない・やる気が起きない、こんな時にワクワクすることをしながら脳に栄養を与えましょう。
好きこそ物の上手なれ、というように、好きなことは上達も早いし、モチベーションを保ちながら続けられます。
ワクワクしながら好きなこと・楽しいことをしている時には、気分も良いしやる気も起きます。
やる気が出ていると、集中力が上がりあっという間に時間が過ぎます。
ワクワクすることが少ない人は、日常で自分なりのワクワク感を探してみましょう。
昔ワクワクしていたプラモデル作りをしてみるなどでもいいでしょう。
ネイルの色も、直観でワクワクする方を選んでみる。
洋服もワクワクする服を選んでみる。
本やゲームも同じように判断してみる。
ワクワクしている時は集中力も長続きしますし、幸せを感じられます。
このような時間はとても有効で、人生を豊かにしてくれます。
一方、嫌々何かをすることはとてもストレスが溜まります。
やらなければならないことがある時、テンションが上がらず嫌な気持ちを抱えながら行動している場合があるでしょう。
これでは、ストレスがかかっているものを、そのまま実行することになります。
この時に、ストレスホルモンのコルチゾールが分泌されます。コルチゾールが出ると、やる気や記憶力も低下します。
やる気が起こらず、どんどんネガティブな方向にいってしまいます。
この状況が続くのは、考えただけでもしんどいことです。
時間を過ごす時、ワクワクして楽しいのか、真逆でしんどいのか考え、自分の中でワクワクすることを選んで行動してみましょう。
ワクワクする時には、ドーパミンという脳内物質が分泌されます。
これは、幸福感ややる気・記憶力や集中力も高めます。
楽しさを感じるのにもドーパミンが必要になります。
ワクワクしてドーパミンが分泌されると、やる気や楽しさ嬉しさも増します。
ここで、ドーパミンの活性化についてお話しします。
目標を設定した時とそれを達成した時、この両方でドーパミンは活性化されます。
目標を達成したら、小さくてもいいのでご褒美を自分に上げましょう。
このご褒美で、さらにドーパミンが分泌されやすくなります。
脳は、目標を達成すると、またそのことを体験したくなります。
そして、2回目の達成時には1度目よりもドーパミンの分泌量は上がると言われます。
出来れば、達成可能だけれども、簡単過ぎない目標がいいでしょう。
欲求が満たされた時・満たされると分かった時にもドーパミンは多く分泌されます。
上記のことが難しいという方は運動も有効です。
20分以上の運動でドーパミンは分泌されます。
有酸素運動などをして汗をかいた後、頭がスッキリすることがあるでしょう。
自分なりのワクワクを探して、実行しましょう。
そして、今より幸せを感じやすい状態にしていきましょう。