副交感神経と睡眠

更新日:2010.11.09

眠気で悩んでいませんか?

夜、布団に入ればすぐに眠れる! こんな眠気なら大歓迎ですが、

日中集中したいときに、

  • 眠くなってしまう
  • 寝ても寝ても眠い

など、日常生活で支障をきたすようですと、悩みに変わります。異常を感じられる眠気には、脳障害や耳鼻科症状、呼吸器症状などが絡んでいることがありますので、まずはそちらの受診が優先です。

眠気の原因

ただ眠気の場合、自律神経の乱れが関係していることが多くあります。
通常は集中したり、熱中したりするときは、自律神経の中でも交感神経が働いています。

そして、眠る・休む・消化をするなどには、副交感神経が働いています。
集中したいときでも出来ないくらい眠気が出てきている場合、交感神経を使い過ぎています。

交感神経を過剰に使うことで、コントロールが利かなくなるのです。 体は副交感神経とのバランスを保とうと頑張りますので、交感神経を遮断するかのように究極な眠気が襲ってきます。

眠気対策

交感神経が過剰に働いているような状況では、体が回復することが優先です。
副交感神経を本来の形で使ってあげるのです。
睡眠のリズムに関係なく、眠くなったらいつでも寝て体を休ませましょう。

そして、休ませるときは、休ませる環境をしっかりと作ることも大切です。
電気を消したり、ソファーではなくしっかり布団で寝てほしいものです。

また、パソコンのしすぎなど光や細かいものをずっと見ていることはなでしょうか?
目の酷使は交感神経を刺激します。思い当たることがありましたら気をつけて下さいね。