更新日:2010.11.09
腸の働きは、24時間で腸の中でも直腸という肛門に一番近い所に便が貯蓄していきます。
消化吸収がスムーズにいっていれば、1~2日に1回すっきりとした便がでることが理想ではないでしょうか。
便が出ない…この悩みには人によって問題が違います。
考えられることとしては、
などがあります。
腸の形状が悪い場合は、外科領域で診てもらう事になりますが、まずはご自身の生活の中で気づくことがあるのではないかと思います。
特に、消化管という器官なので、食べ物に大きな影響を受けます。
よく、便秘で出ないものを辛い物やコーヒーをのんだり、甘いものを食べたり、煙草を吸って出す言う人がいますが、あまりよくありません。
ストレスが強い人や体の冷えやむくみを感じる人は、消化不良・血液循環不足・神経の緊張が考えられます。こういった方に、このような便秘対策は特に逆効果となります。
消化に良いものを出来るだけ時間をかけてゆっくり噛みましょう。噛むことで、消化がよりスムーズに行えます。
そして、腰・お腹・脚を保温します。女性の場合、股下が浅いジーンズや足首を見せる格好等、オシャレによって冷えやすくなります。
冷えは万病のもとと言われます。ご自宅ではしっかりと温めてほしいものです。
そして、神経の緊張が便秘を起こしている人が以外と多いのです。
旅行先では便が出ないという人は多いのではないでしょうか。
これは、環境の変化により神経がいつもより緊張しているからです。
緊張した神経をリラックスさせるためには、腹式呼吸をしてみましょう。
お腹で呼吸をすることで、内臓に血液がめぐり活動しやすくなります。
リラックスする神経が働くと便の排出がよくなるのです。
便秘が強い人ほど、浅くて速い呼吸をしていると思います。
腸が動いているな~というイメージをしながらお腹を温め、腹式呼吸をすることを取り入れてみてください。