更新日:2010.11.09
肌寒い日が多くなってきました。ちょっと忘れがちだった手や足の冷えが顕著に感じられるようになってきた方もいるのではないでしょうか。
体のガソリンは、血液です。その通り道が血管。体温を維持するためには、この循環力が大事になります。特に、末端に行くほど通り道は狭くなるので、しっかり血液を回してくれないと温まることができません。
冬になるにつれ、外気温は冷え込みます。これにより、体表面から体温は奪われていきます。そのため、末端の手や足は夏よりより過酷な状態になるのです。
ただ、人間にはどんな時でも一定に維持しようとする体の働きがあります。
体の中では、冷え込むほど、体温維持のために体温を上げようと頑張っています。
夜寝るときは、あんなに足が冷えていたのに、朝起きるときには足が暖かったりしたことはありますか?ご飯を食べると体があったかくなってきたことはありますか?
体温を維持していくためには、自律神経の中でも副交感神経が働きが必要です。
副交感神経は、リラックスしている時や内臓を動かしている時に働きます。
そのため、しっかりとした睡眠、湯船につかるなど体を休めてあげることや、内臓の調子を整えておくことが体温を上げる秘訣です。
特に内臓は、甘いものやカフェイン、刺激類を避けバランスよく食べること。
また、よく噛んでゆっくり噛む事や、食欲がないのに無理して食べないことを注意することで消化力がアップし、内臓の負担がぐんと減ります。
冬に負けないためにも、内臓力を上げて冷え脱出しましょう。
※ 当院では、内臓の調整を含んだ独自の整体、自律神経専門療法を受けることが出来ます。詳しい内容についてはこちらのページでご確認ください。