自律神経の安定に必要な自信

更新日:2020.01.10

執 筆:整体師 飯島淳

皆様、年末年始はごゆっくりされましたか。
体と心を一旦休ませるのには、いい時期かと思います。
日頃から、お仕事や家事等で忙しくされている方は、意識的に一息つくことも重要です。

自分に合った目標設定

年始に今年の目標を立てる方もいらっしゃいます。
年の終わりまたは途中に、立てた目標を断念・修正するということもあるでしょう。
臨機応変にするのは必要に応じて重要です。

しかし、達成出来なかったことでのマイナス感情を抱く方もいらっしゃるでしょう。
出来なかった時、エネルギーのある方は「なにクソ!!」と次へのエネルギーに変えられるということがあるかと思います。

今回の話は、現在体や心のエネルギーが下がっている方に対しての一つの方法と思っていただけると良いかと思います。

多くのストレスを抱えている方や、自律神経からくる体の不調が続き、不安や焦りが多くを支配している場合があります。
こうなると、以前の自分のように体が良くなるのかな?と先がなかなか見えてこなく、どんどん不安が強くなり、自信が薄れてくるケースがあります。

この自信というのは、他人から言われることでアップする場合と、自分自身でアップしていく場合の両方あります。

まずは、自分自身で出来るアップのための作戦です。

目標を立てる時に、達成出来る範囲のものにすること。
そして、出来るならば短期的な目標にすること。
簡単なところでは、「今日の仕事は、15時までに○○を終わらそう」
という目標を立てたとします。

自分の体調を考えてやれば達成出来るであろう目標にしてみる。
そして、達成出来たとしましょう。
すると、ひとまずは達成出来たことで達成感・一安心。
やれたことでの小さな自信を得ます。

一見、傍から見たら大した達成ではないように思われますが、あくまでも自分の目標であって達成出来たことでマイナス感情になることは少ないでしょう。

本当に簡単な目標から掲げるといいと思います。
「今から2時間で掃除と洗濯を済ませよう」など。
ここでは、チャレンジ的なものにしないことです。

自信を得て大きな力にする

達成出来たことによりプラスの感情を得ることで、自分のエネルギーアップに繋げること。
そうすることで、「ヨシ達成!」を繰り返し小さな自信を重ねていきます。

その人なりの自信を付けていくことは、自律神経の安定に大きく関わってきます。
地面が安定していれば、人が立ちやすいのは明確です。

心理的にも、小さな自信を重ねて地面を安定させていくように心に栄養を与えていく。
自分自身で、「よくやったなぁ~」「達成出来た」など心理的な栄養を与えていくこと。
これの繰り返しで自分に自分でOKを出せるようにしていく。

知らず知らずに、小さな自信を得たことでエネルギーアップしていきます。
自信が少しずつ芽生えていくことで、不安に対しての抵抗できるエネルギーが身に付きます。
自信を得ることで心理的エネルギーがアップし、地に足が付き自律神経の安定に繋げていきましょう。


自律神経