更新日:2018.04.05
執 筆:整体師 飯島淳
今回は、自分の見方になりうるサポーターを見つけることについてです。
このように、自分一人で色々とやることが得意な方も多くいらっしゃるでしょう。また、他人に頼むのが苦手で、自分一人で色々こなす方を選ぶ場合もあるでしょう。
自律神経失調症やうつ症状のある方が回復するためには、心身共にエネルギーが必要です。
その為には、自分の見方になりうるサポーターを見つけることも大きなプラスになります。
どんな場面でも、サポートしてくれる可能性のある人がいるかと思います。
どうしてもいない…なんて場合は、自分で自分のサポーターになりましょう。
藤沢本院 鈴木院長の先週・先々週のブログに記載してある「自分の『したい』ことには、自分で気付いてあげる」という、今まで自分の中で活動していなかった部分は、
自分のサポーターとしても大いに力を発揮してくれることでしょう。
今回の冬季パラリンピックに出場していた日本選手がインタビューのなかで、ずっとサポートしてくれていて常に苦楽を共にしてきた家族に対して、「大変だね。ではなくて『大変だったよね!』と言える人が居て良かった」「共有できる人が一緒に居てくれて良かった」と言っておりました。
自分の為に、自分のことのように、親身になり行動してくれる人が近くにいたらとても心強いことでしょう。
なかなかそこまでの人を見つけるのは、難しいのが現実かもしれません。
しかし、レベルは違えど、ほんの少しのサポーターを身近に見つけることはできるかもしれません。
例えば、仕事で人間関係のストレスがある場合、職場ではなかなか言葉に出せていないストレスを聞いてくれる人を見つける。
仮に聞いてくれるだけでも、その人は自分にとっての立派なサポーターの役目を果たしているでしょう。
言えていなかったストレス感情を少し吐きだすことにより、自分の心の中にあったモヤモヤは少し軽減します。
体調が悪く家事が出来ない人は、洗濯を誰かにお願いしてみる。他にも、食事の用意が出来ないから、お惣菜などを買ってきてもらうなどと、家に居るどなたかにサポーターとして活動してもらいましょう。
体調が良くなったら、その恩返しをすれば良いのです。
症状改善には、自分の周りに居るこのようなサポーターを見つけて、日常生活で少しでも心地良い環境を自分から作りましょう。
いろいろな場面で選択肢はたくさんあります。
どの場面でどんな人に何をお願いするのか。
今はどんなサポートをしてもらいたいのか。
自分の周りにサポーターを増やして、より良い生活が送れるようにしていきましょう。