気付くこと・感じることが多いとストレスは増えやすい

更新日:2024.03.14

執 筆:整体師 飯島淳

細かなことによく気付く。
少しの音や光でも強く感じる。

このような、気付いたり感じたりする刺激が多くなると、ストレスが増え疲れます。
自分の性質を知り、対策を練りましょう。

気付くことと感じることの違い

ここでは、「気付く」を思考や理性の意識的な部分、「感じる」を五感の無意識な部分として考えます。

「気付く」とは、いままで意識していなかった物事や人の状態に気付くことです。

  • 奥さんの機嫌が悪いことに気付く。
  • 店員さんの対応の悪さを気付く。
  • 部屋が少し揺れたら、物が落ちてきそうだと気付く。

気付く人は、気付かない人に比べたくさん頭が働きます。
これには、良い面も当然あります。
気付くことで問題が大きくなる前に回避でき、対策も講じられます。
たくさん気付ける人は、良い仕事が出来るでしょう。

その反面、気付いてしまったことにより頭が働き、ストレスも増えます。
気付く量によって良し悪しがあることを、自分で受け入れましょう。
気付ける自分でいたいか、気付けない自分でありたいのか。

「感じる」とは、五感で感じるもの。
物や人から、無意識な部分で感じ取る力です。無意識な部分で感じたのちに、意識の部分で遅れて感じることになります。

  • 物音が響く。
  • 光を眩しく感じる。
  • 痛みを強く感じる。

「感じる」強さで、体は刺激を多く感じるようになります。
名前を呼ばれただけなのに、「ビクッ」と肩首を緊張させて反応してしまう人や、匂いを他人より強く感じる人もいます。
体のどこかを触られることで、異常に緊張が起こる場合もあります。

「感じる」のは無意識なので、自律神経の興奮状態によりいつもより強く感じることがあります。
その反応が昔からずっと強い人もいれば、体調を崩しているときのみ反応が強く出る人もいます。
感じることはある意味、外部からの刺激に対する防衛反応の強さなのです。
本来、適度でなくてはいけないので、強すぎはよくありません。

対処方法

「気付く」対処としては、受け入れることが大切です。
気付いてしまったものは仕方ありません。
気付ける自分の能力を褒めてあげましょう。

その後、気付いたことに対し、本当にそうなのか検討してみましょう。
自分の思考の癖で、そう感じているのかもしれません。
客観的な思考を後々、巡らせてみましょう。
また、気付いたことが自分の問題ではなく相手の問題だとしたら、その問題は手放しましょう。相手が引き取る問題です。

「感じる」対処としては、体の緊張をほぐすことです。
緊張があると、筋肉がこわばります。その影響で脳は興奮します。
ですので、筋肉を緩める必要があります。
ストレッチやマッサージ・深呼吸等で緩めましょう。
筋肉の緊張が緩むことで、「感じる」反応は適度になります。
聴覚・味覚・視覚・触覚・嗅覚の感覚神経が通常通りになれば、強く反応しなくて済みます。通常の刺激量として受けるだけになります。

「気付く」と「感じる」自分の力の状態を把握して、上手くコントロールしてみましょう。